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2007年11月15日 (木)

久々の駄作か?サンワサプライ「テンキーマウス NT-MA2シリーズ」

ひょんなことから、サンワサプライのテンキーマウスを試用する機会がもらえました。
これ、以前ニュースリリースを見た瞬間に「なんじゃこりゃー」と思っていたモノ。
マウスの背中の面にテンキーと同じ配列のボタンがついており、マウスとしてもテンキーとしても使えるという代物です。
おもしろそうだけど自分でネタとして買うのはちょっと高いなぁと思っていたので、早速借りてきてレビューです。

パッケージ
サンワサプライ テンキーマウス

こんな感じのパッケージに入っています。
最近のマウスでは一般的なブリスターパックですね。
パッケージの外からつかんでみて、大体の大きさが分かるようになってます。

取り出してみた
サンワサプライ テンキーマウス

取り出したところです。
左側面の手前に丸いボタン(見づらいかな?)がありますが、これは飾りではなく、このデバイスのモードを切り替えるスイッチになっています。
このスイッチを押すたびに、下記順番でモードが切り替わります。

(1)テンキーマウスモード
マウス、テンキーの両方の機能が使える状態です。
当然マウスを動かせばポインタが動き、背中のボタンを押すと現在アクティブなアプリケーションに数字が入力されます。

(2)マウスモード
背中のテンキーからの入力が無効になります。

(3)テンキーモード
テンキーのボタンのみ動作するモードです。
マウスが動いてもポインタは動かなくなります。

接続してみた
サンワサプライ テンキーマウス

接続時はモードランプが光るほか、半透明のホイール部分が下からのセンサー光を受けて赤く光ります。思っていたよりカッコいいかも。

使用感
さてようやく使用感です。
まずマウスとしてはそこそこ優等生。
ボタンのクリック感は良好で、カチカチと小気味良い感じ。
ホイールは回転時のクリック感が弱めのタイプ。「カチカチ」でも「するん」でもない、中間的なタイプです。

テンキーについてはさすがにボタンが小さいのでちょいと押しにくいかな。
ただしマウスの背中には角度がついてるので、予想よりは操作しやすいです。

僕の握り方だとマウス利用中に触ってしまうこともほぼなかったです。
しかも前述の「テンキーモード」にすれば、利用時にちょっとくらいマウスが動いてしまっても、入力先のアプリが意図せず切り替わってしまうなんてこともありません。
お、こりゃ思ったより使えるかも。

まとめ
実は試用前にニュースを見たときは「こりゃダメだろう」と思っていました。
だってマウスとテンキーって利用方法が全く違うじゃないですか。
マウスは動かさなきゃ仕事にならないし、逆にテンキーは利用時に動くと使いにくい。いくら技術的に一緒にできるからといって、これを1つにする意味はないだろと。

ただ、使ってみると意外と使えることが判明。ネタ商品ではなく、真面目に考えて作られたんだなと感じました。
常にノートPCと一緒に持ち歩き、普段はマウスとして利用するという感じなら、選択肢としてはありだと思います。スペースも節約できるし、マウスとテンキーを別々に買うより安いですしね。

とはいえ動かすものと動かないものをくっつけているので、特にテンキーについては専用商品には敵いませんね。もしテンキーを多用するのであれば、以前このBlog内でもレビューしたテンキー電卓のほうがいいかも、と思います。

関連サイト
テンキーマウス【NT-MA2シリーズ】を発売 (サンワサプライ)
オフィシャルサイトでのニュースリリースです。

ELECOM(エレコム)のテンキー電卓、もう1つ購入(A/TK-USB) (ガジェットWatch)
このBlog内でのレビューです。
実はテンキー電卓2つも持ってるんですよ。

NT-MA2SV テンキーマウス(シルバー) (Zakka Trading 2,480円)
おそらく楽天内で最安のショップです。

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