ヤマザキのランチパック、「耳」はどこへ?

今日の朝ご飯はヤマザキのランチパック。
ランチパックはどれも好きなんですが、今日はベーシックにピーナッツにしてみました。
このシリーズ、ずいぶん前からありますが、種類がどっと増えてお店でも目立つようになったのはここ数年かな。やっぱりCM効果が大きいんだと思います。
で、おいしく食べてる間にふと気になりました。
「このパンの耳、どうしてんだろ?」
これだけ売れてれば加工時に出る耳の量も相当なもんでしょう。
全部捨ててるのか?それとも「耳がないパン」なんていう画期的なパンから作っているのか?など、気になりだしたらずっと気になるもの。
というわけで早速調べてみました。
この記事を書いた時点では公式サイトには情報がなかったのですが、最近になってランチパックのスペシャルサイトの中にも答えが出ていました。
「型抜きされた食パンの耳は、資料や一部はお菓子の材料としてもリサイクルしています」とのこと。
環境にも配慮していることをアピールし始めたようです。
[参考]
ランチパックスペシャルサイト
耳、捨ててはいなかった!
いきなり答えですが、「主に家畜などの飼料にしている」というのが正しいようです。
畜産飼料の安定供給のために設立された社団法人 配合飼料供給安定機構という団体があり、そのWebサイトの中に「食品残さの飼料化(エコフィード)をめざして」という資料がありました。
どこかでパネルディスカッションをやったときにゲストとして山崎パンの人が招かれ、その中でかなりの量を飼料として提供していることを明らかにしたときのもののようです。
日付が書かれていないのでいつの資料なのか分かりませんが、平成17年のデータが出てきているので、少なくとも18年以降に開催された会議のようですね。
「耳」の行き先

さて、気になる再利用の割合はこんな感じ。
上記ディスカッションのテキストから起こしたグラフなので、オフィシャルの情報ではないことにご留意ください。
半分以上は飼料として提供されていますが、あとはパン粉になったり捨てちゃったりとさまざま。全部がぜんぶパンの耳ではないでしょうから、当然そのまま捨てちゃってるものもあるんでしょうね。
ちょっと驚いたのは、飼料用として払い下げるときに有償で買ってもらっているということ。ごみではなく商品であるという意識づけの意味も理解できますが、それ以上に有償でもちゃんと飼料業者の経営が回っているというところが驚きです。
小麦粉なども値上がりしているので、加工済の廃棄物を買ってきたほうが安定しているのかもしれないですね。山崎パンなら供給が止まることもないでしょうし。
感想
残念ながら「耳のないパン」ってのは存在しませんでした。
一応飼料やパン粉としてとして再利用しているとはいうものの、やっぱりムダが多そうな感じです。さらに加工済食品を飼料にすることに対し、安全性を疑問視している方もいるようで、手放しで推奨できるようなことではなさそうですね。
普段はエコロジーとかにあまり縁がない僕ですが、朝食はランチパックでなく耳つきパンにしようかな、と思った次第でした。
余談
この写真ですが、Advanced/W-ZERO3[es]のカメラで撮ってます。
撮影後にかなり補正しているんですが、事務所みたいに暗いところだと辛いですね。
そのうち明るいところで撮った写真も載せてみます。
関連サイト
社団法人 配合飼料供給安定機構
もともと「配合飼料が値上がりした際に価格補填する」といったところが主事業のようです。存在意義はあると思いますが、なんとなく「歴史ある官僚の天下り先」という感じもしますね。
べつやくメソッド用 円グラフ作成君
上のグラフはこれで作りました。Excelより簡単~。
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