富士通のネットブック「LOOX M」に新色登場！割引キャンペーンも継続

先日の記事でも書いた富士通製ネットブック「LOOX M」がマイナーチェンジして、新色「ライトラベンダー」やOffice搭載モデルが選べるようになりました。
課題だった液晶の解像度なども微妙にスペックアップ。

割引率は下がってしまいましたがあいかわらずモニター価格も適用できますし、ボーナスでネットブックを狙っていた方には選択肢の1つになりそう。
というわけでざっくりご紹介です。

モデルチェンジの内容
今回のモデルチェンジの内容は下記のとおりです。
色やOfficeの追加など、結構更新内容がありますね。
クルマでいうと「ビッグマイナー」という感じでしょうか。

■カラーバリエーション追加
従来の白(ミルクホワイト)、赤(ルビーレッド)のほか、黒(シャイニーブラック)と明るい紫(ライトラベンダー)が選べるようになりました。
黒はもともとWEB限定だったのですが、今回からはお店でも買えるようになったみたいですね。

完全新色のライトラベンダーは文字通りライトな感じでかなりかわいい配色。
キーボード部分がツートンで賛否の分かれるところかもしれませんが、女性受けもいいんじゃないでしょうか。

■Officeが選べる
これまでのモデルはOfficeなしだけでしたが、今回のモデルでは2年限定ライセンスのOffice Personal 2007が選べるようになりました。通常モデルより1万円UPでOfficeがつくので、結構お得かも。
ただ、2年経過後のライセンス延長はできず、ファイル閲覧と印刷だけ、つまりビューアの機能しかなくなってしまうみたい。

WEBでは上記の限定版のほか、2万円UPでフルのOffice Personal 2007も選べるようなので、2年以上使うのであればこっちのほうがいいかもしれません。
…が、この価格帯ならもう少し足してフルのA4ノートという選択肢も出てきちゃいますね。悩みどころ。

■CPU・液晶が若干スペックアップ
CPUはIntel Atom N270(1.60GHz)からN280(1.66GHz)へ若干上がりました。
速度から言うとAtom Zシリーズがいいのですが、確かAtom Zになると「ネットブック」というカテゴリじゃなくなってしまい、Microsoftの縛りでWindows XPが搭載できなかったはず。
なので、Atom Nシリーズなのはしかたないことかも。

液晶は縦のサイズが上がり、1024×576ドットから1024×600ドットになりました。これでも縦サイズが足りない、という場面も多いかもしれませんが、800×600を想定したアプリも問題なく動くようになるので、まぁいいかなと。

■バッテリ稼働時間アップ
ほんと少しですが、標準バッテリで2.6時間から2.7時間に伸びました。
たった6分間ですが、内部の努力は結構大変なんでしょうね。

さて「買い」か?
いきなり結論ですが、「ボーナスでネットブック」と考えていた人には買いなんじゃないでしょうか。
年末になるとWindows 7が出てきますが、ネットブック用には「機能制限版」が搭載されるとの噂。なので、フル機能のWindows OSが載ったネットブックを新品で買えるのは今が最後ということになります。

もちろん他のメーカとの比較はあると思いますが、ネットブックの製品スペックはほぼ横並びなので、ある意味どれを選んでも同じ。価格とデザイン、あとはサポート(安心さ)を天秤にかけて選んでしまえばOKなのではないかと思います。

関連サイト
LOOX Mシリーズ (富士通)
直販サイトWEB MARTの販売ページです。
モニター価格適用で54,800円。
送料無料なので、他のメーカのものと価格的にはほぼ同等かな。