「半年で都内の全コンビニへ飛び込み営業、何人必要?」…フェルミ推定、第3回
毎度楽しみにしているMarkeZineの「フェルミ推定」の記事。
本日第3回の記事が公開されましたので、早速僕も考えてみました。
なお「フェルミ推定とは何ぞや?」という方はこれまでの記事をご覧くださいませ。
[これまでの記事]
(第1回) 「東京タワーはマッチ棒何本で作れる?」…フェルミ推定って面白い!
(第2回) 「渋谷マークシティのスタバの1日の売上は?」…フェルミ推定、第2回
今回の問題
今回の問題はこれです。
「半年間で、東京の全てのコンビニエンスストアに飛び込み営業するためには、何人の営業マンが必要か? ただし、1回のアポの平均所要時間は20分とする。」
うーん、これは難しい。
都内にあるコンビニの数と、それらがどれだけ離れているか( = 移動時間はどのくらいか)を考えればいいのかな。「都内にあるコンビニの数」がかなりあてずっぽうになってしまいそうです。
とはいえ大事なのはそれらしい仮説とロジックを組み立てること。
僕も考えてみましたので、皆様も頭の体操としてどうぞ。
考えてみた!
それではガジェットWatch版の考え方です。
皆様の考え方と比較してもらえるとうれしいかな。
(0)前提知識
東京の人口:約1200万人
これ以外に「小売業の売上」とか「セブンイレブンの全国店舗数」などの知識があれば正解に近づけると思うのですが、あいにく僕の記憶の中にはそんな数字がありませんでした。
なので、別のロジックでざっくりと考えます。
(1)仮説
超ざっくりですが、下記の仮説を立てました。
・東京に住んでいる人の2人に1人(=600万人)が1日1回コンビニを利用する。
・コンビニ1店舗の集客人数は1時間に20人、1日で480人。
(2)コンビニの数を試算!
上記より、東京にあるコンビニの数が分かります。
→ 600(万人) ÷ 480(人) = 12,500(店舗)。
(3)1人が1日でどのくらい回れるか?
アポ20分、コンビニ間の移動に10分とすると、1店舗あたり30分。
8時間勤務びっしり働くと、1人が1日に回れる数は下記ですね。
→ 8(時間) ÷ 0.5(時間) = 16(店舗)。
(4)6ヶ月で回りきるためには?
さすがに営業マンにも休みは必要なので、月20日稼動としましょう。
そうすると、営業日数は
→ 20(日) × 6(ヶ月) = 120(日)。
12,500店舗を回るために1日あたり回る必要があるのは
→ 12,500(店舗) ÷ 120(日) = 104(店舗/日)。
営業マンは1日16店舗回れるので、必要な営業マンの数は
→ 104 ÷ 16 = 6.5(人)。
つまり7人の営業マンが入れば半年で東京の全コンビニを回れることが分かりました。
…根拠はかなり怪しいですが(^-^;)。
考えるのが大事です
今回は前提知識が乏しいのでかなり苦労しました。
仮説の部分もかなりざっくりですね。
それでも、この後でいろんな情報が集まってくれば仮説の部分を更新することによってより正確な答えに近づくことができます。まずはロジックとして考えてみることは大事ですね。
関連サイト
半年で都内の全コンビニへ飛び込み営業、何人必要? マーケターのためのフェルミ推定問題集(3) (MarkeZine)
第3回の記事です。
筆者の方の答えも気になると思いますが、まずは自分で考えてみましょう!
なお、途中経過はかなり違うものの、最後の結論は僕も近い値になりました。
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